IT転職エージェントは登録するべきか【失敗しないエージェント選び】
こんにちは、ユウキです。
フリーランスエンジニアとしての働き方を検討していてIT転職エージェントに登録するか迷っている…。
IT転職エージェントがたくさんありすぎてどこが良いのか迷っている…。
こういった疑問にお答えします。
記事の内容
本記事では 「IT転職エージェントとは何か」と 「IT転職エージェントの選び方」について書いています。
記事の信憑性
記事を書いている僕は会社員歴4年半、フリーランス歴7年です。
現在もホームページ制作を中心にエンジニアとして活動しています。
IT転職エージェントも3年ほど登録させていただいていました。
エージェントとしても2年ほど仕事していました。
目次
IT転職エージェントとは
IT業界に特化した転職エージェントです。
求人企業と強いコネクションがあり、ネットなどの求人票には非公開な企業情報も教えてもらえる人材紹介会社です。
具体的な流れについても説明していきます。
IT転職エージェント会社に登録
自分の個人情報やスキルシートの入力をします。
キャリアカウンセリング
興味のある分野、実績、理想の将来像などを担当エージェントがヒアリングしてくれます。
転職エージェントとは本音トークしましょう。
将来のキャリアアッププランや理想の働き方など正直に話しておいたほうがいいです。
本音を伝えないと後からお互い時間の無駄なんてことにも繋がりかねないです。
複数の転職エージェントを利用している場合は、その旨も伝えておきましょう。
他の転職エージェントと迷った時に相談ができますし、負けまいとより良い案件を紹介してくれる可能性もありますので。
案件の条件もお伝えしておくと良いと思います。
参考までに僕は次のような条件を希望していました。
- 参画希望日
案件の稼働期間が終わるタイミングに合わせて次の案件を探す方が多いです。
現在、参画している案件が3月末までなら3月中に面談して、4月から案件を開始するイメージです。
ちなみに僕の場合は、休みが欲しかったりするので、ちょっと先の日程をお伝えしたりしていました。 - 勤務地
家から1時間以内とか働きたい地域があれば新宿周辺と伝えると良いと思います。 - 業務内容
できるだけ詳しくお伝えすると良いです。
僕が当時お伝えしていたのは
・WEBサイト系(できればEC)
・言語はPHP
・フレームワーク有り
・役割はコーダー - 勤務時間
朝苦手なら10:00開始やフレックス制度のある会社が良いです。
早めに終えて自分のことがしたい人は朝早くて定時が早い会社を希望すると良いです。 - 残業
ありかなしか。 - 稼働日数
通常は週5日ですが、週4日や週3日の案件もあります。
僕もアフィリの収入が20〜30万円くらいのときに週2日くらいのペースで働いていました。 - 単価
高望みし過ぎると自分の能力より上の案件になってしまいますので、自分の能力に見合った単価を希望されるのが良いです。
とはいっても具体的にいくらかわからないと思いますので、まずは会社員時代の年収を12ヶ月で割って、1.5倍した単価からはじめると良いと思います。
年収400万円 ÷ 12ヶ月 × 1.5倍 = 50万円
スキルシート(職務経歴書)の作成
今までの実務経験の実績をまとめたものです。
指定のテンプレートがあれば転記の必要がありますが、一度作ってしまえば使い回しで大丈夫です。
IT転職エージェントの会社によっては登録時にこのスキルシートが必要なところもあります。
企業への提案にこのスキルシートを使って自己アピールしますので転職を成功させるために重要な部分になります。
希望条件にあった企業の提案
キャリアカウンセリングで状況や希望をヒアリングした上で条件に見合う企業を探して、提案してくれます。
会社の概要を提案されますが、気になるところは概要に書かれていたとしても再度面談やキャリアコンサルタントを通じて質問しましょう。
ここで気を付けてほしいのが、働く条件が全て叶うことは難しいので完璧を求めないということです。
条件を希望したなかで優先順位を付けて、物足りなくてもいくつか面談を打診してみることをオススメします。
提案された案件の断り方ですが、理由を伝えることなく断ったり、メールできた案件が興味のない案件だからと返信しないのはやめましょう。
それが続くと提案される数が激減したり、提案がこなくなることもありますので次につながる断り方をするのが理想です。
断る場合は理由をお伝えすると同じような案件がこなくなりますし、転職エージェントも次の案件を提案しやすくなります。
面談日程の調整や条件交渉を代行
希望の企業があれば担当エージェントへ連絡して、面談日程や条件交渉をしてもらいます。
はじめから理想の企業に面談するより最初は肩慣らしでいくつか面談したほうがコツとか掴めるので良いと思います。
案件の企業先と面談
担当エージェントの方と待ち合わせして、先方の企業へ向かいます。
面談の進め方は、まず先方に案件の内容を話してもらい、質疑応答の後にスキルシートに沿って自己アピールという流れが基本だと思います。
先方への質疑応答はできるだけしたほうが良いです。
僕であれば以下のことはよく聞いていました。
- 自分の役割(どんなことを自分に期待しているのか)
- どこまで専門的な知識が必要か(例えばFXの専門用語など案件によってはそのシステムに関わる知識が必要になるため)
- 勤務時間の確認(たまに概要と違うことがあるので念のため確認しておきます)
- 残業の程度や今後もっと多忙になるのかの確認
- 飲み会の頻度(僕はお酒が好きなので重要でした笑)
あとは案件の説明のところでスケジュール感、進捗、フェーズに関するところで問題ありそうなところに突っ込んだ質問をしたりします。
自己アピール後は先方からこちらへスキルや勤怠についての質問がきます。
この辺は慣れだと思うのではじめは答えられなくても、数をこなして回答を用意しておけば改善できます。
採用可否の連絡
担当エージェントから採用可否の連絡がきます。
採用となった場合は、その企業で働くことができます。
もちろん他で気になる案件があれば断ることもできます。
また、先方によりますが、ある程度待ってもらえることもあるので、迷っている場合は担当エージェントに相談すると良いです。
流れはイメージできたでしょうか?
フリーランスとして働くのであれば一番の課題はおそらく、この仕事をもらうことだと思います。
仕事をもらう方法はいろいろとありますが、フリーランスとしてやっていく以上ある程度スキルは必要になってきます。
スキルがない(未経験)状態でフリーランスになっても仕事が見つからない、見つかっても収入が会社員より低いなんてことになってしまいます。
逆にスキル次第で収入がアップする可能性もあります。
フリーランスで月収100万円以上もらっている人もいます。
僕の知り合いでも30代前半で100万円以上もらっている方が何人かいました。
もし、フリーランスになる理由が収入なのであれば
スキルを磨き、それを顧客へ提案する手段があれば収入も上がり、安定していきます。
IT転職エージェントの選び方
ITに強い転職エージェントは数多くありますが、強みが違います。
あなたの現状や求めているものに見合った転職エージェントを選ぶと良いです。
あと1社ではなく、複数登録することをオススメします。
先ほども書いたように強みが違うので1社では勧められる案件に偏りがでてきます。
僕は常に3社ほど登録していました。
転職エージェントのサービスは無料ですし、知り合いは最高5社ほど登録していた人もいたくらいなので興味のあるところは積極的に登録しましょう。
次のことを参考に選ばれるのが良いです。
- 地域
ご自身の地域で転職活動をサポートしてくれるか確認しましょう。 - ITエンジニア経験
経験者向けに専門的な案件や大手企業の案件などを得意としているところもありますし、未経験からエンジニアに転職するサポートをしている会社もあります。 - 企業
大手企業、中小企業、ベンチャー企業、外資系企業など転職したい企業にこだわりがあれば確認しておいたほうが良いです。 - 収入
高単価専門でやっている転職エージェントがあります。
1社登録しておいて、他の会社と案件の内容を比較したりするとキャリアアップのビジョンやご自身の現状が把握できるかもしれないです。 - 仕事内容
インフラや開発など転職エージェントが得意とする案件があります。 - 特典
転職エージェント会社によっては確定申告のサポートや個人事業主向けの福利厚生がある会社もあります。
よくある疑問
Q.スキルや実績がないとフリーランスになれないか? A.僕自身の実体験があるのですが、スキルや実績がなくてもITの基本スキルがあればフリーランスにはなれます。 今はIT業界が人手不足なのもあり、案件は多くあります。 僕はフリーランスになる際に社会人の頃の実績としてはインフラしかなかったのですが、開発業務がしたかったので相談したところ単価は安かったですが、開発業務をフリーランスでやらせてもらえました。 その後2年経ったら開発業務も実績ができたので単価も1.5倍ほど上がりました。
Q.担当のキャリアコンサルタントは気軽に変更して大丈夫か? A.変更して大丈夫です。 キャリアコンサルタントも得意な分野がそれぞれ違います。 自分にあった人を見つけることが大事なのでストレスを感じるなら変更しましょう。